丸紅グループの自然に関する長期戦略
ここでは、丸紅グループの自然に関する長期戦略をご説明します。
自然に関する長期戦略
丸紅グループは、経営理念として、社是「正・新・和」の精神に則り、公正明朗な企業活動を通じ、経済・社会の発展、地球環境の保全に貢献する、誇りある企業グループを目指しています。丸紅グループの長期戦略は、経営理念の実践であり、顧客・社会の課題を先取りし、ソリューションを提供することで価値を創造し成長することです。 顧客・社会の課題は、多様で変化し続けます。変化を先取りするために、丸紅グループは、1.人財(新しいタブで開きます)、2. 地域(新しいタブで開きます)、3.セクター(新しいタブで開きます)、4. ビジネスモデル(新しいタブで開きます)の4つの多様性を差別化要因の一つとし、自らも変化し続けています。これが、丸紅グループの強みであり、価値創造の源泉です。
ビジネスが自然資本・生物多様性に与える影響(インパクトマテリアリティ)は顧客・社会の課題であり、ソリューションの提供を通じて当社グループに「成長」という財務インパクト(財務的マテリアリティ)を与えます。従って、当社グループにとってダブルマテリアリティとシングルマテリアリティは不可分の関係にあり、ビジネスに付随する自然関連課題を把握することは、グループの成長機会を探求することにほかなりません。丸紅グループは自然の劣化という社会課題を先取りし、国際社会の目標である昆明・モントリオール生物多様性枠組(Kunming-Montreal Global Biodiversity Framework:GBF)に則したネイチャーポジティブ(自然資本や生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せること)の実現を目指すとともに、グループ内外のネイチャーポジティブ経済への移行を推進することで、自らの成長にも繋げていきます。
丸紅グループは中期経営戦略GC2024において「グリーン戦略」を基本方針の一つとして掲げ、サステナビリティの向上を図ってきました。各営業本部で策定したグリーン戦略(営業本部別グリーン戦略)では、各対面業界で潜在・顕在化している環境・社会課題の洗い出しと機会・リスクの評価、当社グループと環境・社会の両方向へのインパクトを踏まえたうえで、取組内容を策定しました。取組内容は営業本部ごとに多種多様ですが、課題解決の方向性には共通項があり、「人権の尊重」を大前提とし、「自然と共生する社会」の実現に向け、「脱炭素社会」、「循環型経済への移行」に貢献し、ネイチャーポジティブを目指す方針を掲げています。また、中期経営戦略GC2027においてもグリーンへの取組により企業価値向上を目指す姿勢を継続しており、これらの方針に一致させる形で、2025年にマテリアリティの見直しを実施しました。
戦略策定時に実施したセクターごとのビジネスと自然の関係の分析・評価、優先課題の抽出については、「Green Portalについて」や自然との共生(TNFD提言に基づく情報開示)をご参照ください。
GC2024グリーン戦略・営業本部別グリーン戦略の策定・実践を通じ、「グリーン」を「成長」に繋げる意識がグループ全体に浸透しました。中期経営戦略GC2027(2025-2027年度)においては、「次の成長ステージに向け経営のギアチェンジを図り、利益成長・企業価値向上を加速させる」という基本方針のもと、「グリーンへの取組を推進し企業価値を向上」させる、つまり、「グリーン」も次のステージを目指します。
詳細は中期経営戦略GC2027をご参照ください。